しぐフレブログ

時雨泰利(帰ってきたしぐ)のサブカルチャー関連の呟きブログ

【反省会②】出張編集部持ち込み

おやっとさー!

はいわ~むどぅてぃきちゃんしぐど~!

 

漫画の編集さんから名刺貰いたいです…そろそろネタも増えてきたから今年の秋か冬にでも東京の出版社さんに持ち込み行ってみようかなぁと思案中。

それはさておき本題。色々忙しくてずっとほっぽり出してた漫画の反省会やります。

前回のコミティア反省会記事の続きです。

前回:https://sigfure.hatenablog.com/entry/2019/05/27/124836

 

漫画の内容に関する反省は前回やったので

持ち込みした際の編集担当さんの反応、今後に生かせるであろう反省をやっていきます。出版社名は内容でバレそうだけど一応伏せます。見てくださった担当さんの反応・反省だけすべて記載します。

持ち込んだ自作漫画は2冊。

うちの一冊は前回記事に書いてある作品『現代妖怪忌譚飢ェる噛ム

普段描いてるものとのギャップで、重くてシリアスなパンチの効いた作品にしすぎたせいか本を読んだ人の殆どから作者の心の闇を心配される羽目になった一作。

現在二話目を鋭意制作中。

 

とらのあなhttps://ec.toranoana.shop/tora/ec/item/040030733529/

DLsite.com : https://www.dlsite.com/maniax/work/=/product_id/RJ246132/?medium=twitter&program=on_sale&source=workpost_sale&utm_medium=sns&utm_content=workpost_sale&utm_campaign=twitter

DLsite.comさんにて紙媒体より格安価格の216円で1巻販売中。ただ表紙に微妙にミスがあるため近々表紙部分のみ差し替え予定)

で、もう一作が出版社さんに応募してみた作品(反応がなかったんでイベント出る際に出版するかも。現時点では未公開。タイトルは伏せ、以下もういっこと表記)

飢ェる噛ムの後に前回の反省を踏まえて作ったギャグマンガ作品。物語の読みやすさ(わかりやすさ)・絵の綺麗さの二点に力を入れて作りました。

 

 

関西コミティア54・55の出張編集部持ち込みに関する反省会です。

時系列順に行きます。

 

【関西コミティア54】

 

緊張しながら初めて臨んだ持ち込み一回目。電子書籍メインの出版社。(この日は電子書籍メインか、R-18メインの出版社しかなかったため)

初持ち込みである旨を伝え見てもらう。

 

時系列の把握に戸惑ったのか、内容に言及するためか、本を二度通して読まれる。

『話に関してはよく出来ているし面白かった・視線誘導なども良く考えられている。コマ割りは少々再考してもいいかもしれない。今後の伏線として入れたものもあるかもしれないので難しいかもしれないが、コマ割りで削れる部分も多いかもしれない。魅せゴマの使い方・絵のブラッシュアップが今後の課題。本気でやりたいなら1~2か月のペースで(今の仕事を継続しつつ描くなら)新作を作ってみるといい』

 

→非常に役立った助言でした。2か月位で1作はかなり厳しいのですが2~3か月で1作&イラスト描くのは継続できています。この助言を聞いて「コマ割りを考えなくていいし、慣れてるジャンルだから緩い4コマを描いて賞に応募してみよう」と関コミ55までに制作したのがもういっこです。

 

電子書籍メインの別の出版社。持ち込み初めてですと伝え、お願いして見ていただく。

3人編集さんが居て二人は横から見ている。ページをめくる人、読んで苦虫を噛み潰したような顔。1回通しで見て少し間をおいてから、

『話大筋はいいんじゃないかと。最後希望に満ちた感じで終わらせてるのもまぁいい。

絵が拙い。回想に回想っぽいのを入れてるから読みづらい。それにウチ電子書籍の出版社だしね。見開きがあるのもよくない。真ん中ちょん切れちゃうから扱いづらいし』

 

→最初に持ち込んだのがここじゃなくて本当に良かった。ある程度辛辣な意見には慣れてたけど最初の持ち込みでこれだったらHPめっちゃ削られてた。飢ェる噛ムの時間的な読みづらさに関しては少し自覚があったので、この意見は次回作に活かしました。

最初の数言で「あぁ、コレ多分興味ないから早く終わらせたいんだな」という雰囲気を察したのでダメージはたいしてなかった。ハイチュウ貰った。ハイチュウうまい。

 

編集さん以外の友人たちにも飢ェる噛ムは沢山見てもらってたのですが

人は選ぶが刺さる人にはとことんド刺さりする良いものを作ったという自信がこの反応を戴いた時に生まれました。心がちょっとザワつく毒のある作品に仕上がったと思ってます。

…まだ一話ですが。さて二回目

 

【関西コミティア55】

前回サークル参加の分です!このときもういっこも一緒に持っていき、

飢ェる噛ムより後で描いた旨を伝えてからその反省を踏まえて描いたものだということを伝え、もういっこを先に見せてから飢ェる噛ムを見てもらうようにしました。

 

もういっこ、読了後二回目を通して読む。

『頭の扉絵で主要キャラの関係が把握しやすいのが良い。話もわかりやすかったし、絵も可愛い。あえて突っ込んでいくとすれば…キャラの表情に焦点を向けたいのか、背景で位置関係を示した方がいいのか、キャラの目線で見てるものを読者に見せたいのか、コマの中で情報の取捨選択をもっと凝ってみてもいいかもしれない

→文章ではなく絵で状況を説明できるように…これが難しいんだよなぁ。でもこれから鍛えていかないとな。

 

飢ェる噛ム、読了後。

『こういう話もかけるんだなって関心しました。面白かったです。精神攻撃的な回想のシーンとか、こういうところを背景の変化とかでもうちょっと説明割愛できればわかりやすくなるかも』

場面の変化・時系列の変化、まだ描くの苦手です。そういうシーンが多いような、参考になりそうな漫画あったらコメントで教えてください。

 

もういっこ、一読。ゆっくり。

『面白かったです。キャラたちの関係性もわかりやすかったし、続きもちょっと気になるし。うち4コマあんまり扱わないから有意義な意見はあんま出せないかもだけど』

→アリガトウゴザイマス!(*´ω`*)

 

飢ェる噛ム、1P目を読み返した。(多分主人公の把握がしづらかったため?)

最後の方ページをめくる手が止まる。ちょっと困った顔。

『暗いなぁ…読者はここまで暗いのは…うん、求める人少ないかも。僕的にはさっき見せてくれたやつのが好きかもね。2作ともエンタメ感はすごくいいと思う。話がわかりやすくて読みやすい点がいいね』

→結構こっちから聞きたいことを聞いて探っていく感じで色々話してきました。

このとき絵での状況説明に関して『サイレント漫画を描く』っていうトレーニング方法の助言をいただいたので今度やってみようと思います。いつになるかはわからないけど。

以上が持ち込み4社の反応になります。

関コミ55に関しては結構厳つい恰好をしていったので、ちょっと編集者さんを威圧してた節もあるのかなと自分の服装を反省しました。すみません、お気にの一張羅なんです…。イベントはこれでいいと思うけど、さすがに東京の出版社さんに行くときはしっかりまじめな服で行こう…。

(金色っぽいシャラシャラしたカッターシャツに黒の背広を着ていった)

反省!以上!!

 

 

【追記】先日、とらのあななんば店Aさんにお邪魔してきました。

ばっちりヤストシちゃんの本置いてくれてました。ありがてぇ~!!!

他の作家さんの本に囲まれてると少々割高に見えたので、ページ数の調整をもっとしてもっと皆の手に取ってもらえるように価格の再考をした方がいいのかなとなりました。(さすがにもうこの値段で売ってるし、前の記事で描いた通りページ数にしては心地安い価格にしているので値引きはしません…)

 

前:https://sigfure.hatenablog.com/entry/2019/05/30/205939 

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以上!ヤストシちゃんでした!!