しぐフレブログ

時雨泰利(帰ってきたしぐ)のサブカルチャー関連の呟きブログ

けものフレンズ2について語りたい①

*この記事にはけものフレンズ2のネタバレがあります。最後まで見た人向けです。

 

けものフレンズ、大好き~!(挨拶)

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↑二年位前の絵

 

はいどうも時雨泰利(帰ってきたしぐ)です。

私は1期のたつき監督のけものフレンズからこのコンテンツが大好きになり、ずっと追い続けていました。漫画版をネットではなく近所の書店を探し回って購入し!アプリ版の内容を見て!生活は現状も危ういけど生きる気力を取り戻し!動物園にも色々行って!!

あのサーかばやラッキーさんの冒険の続きをめっさ楽しみにしていた限界オタクの一人でございます。

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しぐほーむの一角

放送が終わってなお物議を醸しているけものフレンズ2、

いろんな人に散々たたかれていたり、製作陣のいざこざがどうと言われていたり・・・。

・・・ね、もうね。ベ○ダー卿の正体を知ったときのオ○=ワンみてーな気持ちで私は日々ツイッターのTLを眺めています。「お前は希望だったのに!!」

もう皆他人を貶めるためとかネガティブなのじゃなくて自分の楽しいとか好きとかそういうプラスな気持ちを優先して生きてくれよって思いながらちょっとしょんぼりしてます。ええ。

 

別にね、監督交代って結果的にもうなっちゃったものはしょうがないから2はアレはアレで楽しんでたんですよ。でも余りにも作品をのっけから一期を神聖化して対比しつつ粗探しして、ソレを口実に叩きたいだけっぽいような、二期の内容を「本当に上辺だけしか見てないんじゃないか?」って思うコメントもびっくりする位多くて・・・

(確かにたつき監督のけものフレンズならBDコンプリートボックス的なのが15万程度でも無理矢理捻出してたであろう私なので気持ちはわかる意見も結構あったんだけど)(最終話とか実際コレどうなんだよって展開上思う部分も結構あったんだけど)

 

ちょっとね、改めてけものフレンズ2」を語りたいと思うんですよ。ここすきポイント・これどうなんだって思った部分含めて全部。

製作陣のいざこざは抜きにしてとりあえずちゃんと一個の作品を見てほしい。

たつき監督のお陰で好きになったけものフレンズというコンテンツの続編だからこそ。好きだからこそ語りたい。

私は2期の雰囲気も好きなんです。

限界オタクの戯言でございます。本当に長くなりますが好きな人はどうかお付き合いくださいな。

 

 

 

・9話(イエイヌちゃんショック)までは多少の引っかかりはあれどめっさ楽しんでました

 

皆がいう「会話がギスギスして見える」というのもわかるんです。たつき監督の一期と比べ言葉に多少棘があるものが多いというか・・・

正しく言うと雰囲気は一期に似せつつ、より子どもに向けたテイストっていう部分を強めた感じで・・・多分「言動が幼い、それゆえに小さな会話もギスって見える」キャラが多いと思うんです。

 

ex.

3話イルカアシカ「ご褒美が貰えないんじゃ陸に帰すわけにはいかないね~」(欲望に忠実かわいい、ここすき)

4話カラカル「(センちゃんアルマーに対して)待ちなさい!アンタたち何者か知らないけど、ちょっと勝手すぎるんじゃない!?」(そして後の威嚇。ツン部分が結構ギスって見えることが多い。でもかわいい)

5話ワニ・ヒョウ「理由のわからない喧嘩」(でもかわいい)

6話キュルル「(博士たちの急上昇に対して)ちょっとぉ!落としそうになったじゃないか!」(まぁわかる)

8話 センちゃんアルマー プリペンどのとジェーンに「正体を現せ!お前か!」と掴みかかる(髪を掴んでるのちょっとひどいよね。ちゃんと後でごめんなさいしたげてよ!)

 

主にどのキャラも自分本位の言動が目立つんだよね。それをぶつけ合って事を進めてる感じ。

1期のかばんちゃんは対照的にフレンズたちを知って、その声に耳を傾けることでかいけつ策を提案し、フレンズたちの信頼を得てきた感じ。

2期は友達同士で仲良くケンカしながら旅をしてくって感じなんだろうなぁとわりきって見ていたので『皆がギスギス言うほど酷いものかな?』と思ってた。

 

…でココで問題の9話が来る。

 

9話 センちゃんアルマー  イエイヌもといジャパリスティックのためにキュルルを拉致

           イエイヌ 人間と会うためにセンちゃんアルマーを買収・恐喝ヤンデレ可愛い)

   ビーストの介入・キュルルを守るため傷つくイエイヌ ・駆け寄るカラカル

   サーバル・キュルル 傷ついたイエイヌの横で談笑(ちょっと長いよ!!カラカルを見習ってよ!!二言位で切り上げてイエイヌちゃんを気遣ってあげてよ!;;)

   キュルル 「(助けに来る際に届けようとしてたスケブを無くしたことを告白したカラカルに)もー!!何やってんの!?」(いや・・・いやいやいや・・・君、今命助けてもらったやん、それ位許せよ・・・)

そしておうちにおかえり・・・

 

怒涛の展開にヤストシちゃんは泣いた。

イ゛エ゛イ゛ヌ゛ち゛ゃ゛ん゛が゛か゛わ゛い゛そ゛う゛だろ゛う゛が゛よ゛ぉ゛!!

キュルルちゃん!!せめて、お礼か気遣いの一言位言ってあげてよ!!!! ๐·°(৹˃ ˂৹)°·๐ᵕ ᵕ̩̩

と、最初は思った。

次にちょっと冷静になって見てみたらこれキュルルが2回位「逃げよう」って提案してるのに人間を守るんだって聞かずに、前線に出て行ってやられてるんだよね。

力が無いのに前線に出てやられる・・・Fateかなんかでみた気がする。

キュルルからしたらこれはもしかして「助けてもらった」のではない・・・?しかし、こんなになってまで君を守ろうとしてくれたんだぞ!!?流石にそれは・・・おま・・・などと思ってたら面白い考察が回ってきたことで考えが180度変わる

 

『イエイヌちゃんはキュルルの居場所は自分の元で無いと確信し、これ以上人と居ると情が移って別れが寂しくなるから言葉を遮り、自分からおうちへおかえりと言わせて別れた』

 

・・・!!

 そう、確かにちゃんと見てみたら「イエイヌさん・・・」とキュルルが呟いた後何か続けそうな雰囲気だったのを「そうだ!最後に、言ってもらえませんか?」って言って先手を打って遮ってる感があるのだ。

 多分このまま喋らせてたらキュルルちゃんは「ありがとう」や「大丈夫?」の言葉を普通にかけたり、なんなら暫く一緒に居たらカラカルが提案したりして怪我の介抱くらいまではしてたのでは・・・?

 

イエイヌちゃんの人間愛が深すぎた故にキュルルちゃんがサイコパスに見えてしまっているだけで、実際はちょっと要領が悪くて自分勝手な子どもなだけだと思うんです。

 

これをいう論拠はキュルルはお礼をいえない子ではないと思ってるからで・・・

 

2話 役に立ちたいからと適当なこと言ってふりまわしただけのレッサーパンダちゃんに、僕たちを思ってやってくれたんでしょ、とお礼を言う。

3話 イルカアシカコンビにこちらこそ(ありがとう)。君たちがいなかったらあの場所にはいけなかった、とお礼を言う。

4話 ラッキーさんにここまでありがとうのお礼を言う。

6話 かばんさんに助けてくれてありがとう言ってる。

9話 サーバル、カラカルにはスケブなくしたのくだりの前に助けてくれてありがとうを言ってる。

 

ただ、目前に何か興味を引くものや話題があるとお礼とかをいうタイミングを失ってる。

 

ex.

①ラッキーさんには絵の場所と全然違うとこに案内してるって言っちゃったことを謝ったが、アリツさんにパズル渡すだけでちゃんとお礼言えてない。

②お茶持って来てくれた時の博士たちにはありがとう言えてない。

②ビーストに襲われたのをサーバルちゃんとカラカルが撃退。ぼろぼろになったイエイヌちゃんではなく助けてくれたサーバルちゃんを「かっこよかったよぉ!」と褒めて暫く談笑。

 

この子・・・要領が悪いんだと思う。シンパシー感じるぞ。

 

 

ここに気づいてから自分の中のキュルルちゃんの悪印象がちょっとばかし和らぎました。

9話以降の話、2期ここすきポイント、これどうなんだって怒涛の展開。過去作品とのリンク部分・・・

まだまだ語りたいことありますが時間掛かりそうなんで今回はこの辺で。

 

見返して見てたけど

やっぱりフレンズ皆可愛いよな。おやすみなさい((o´v`o)ノ